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軽貨物配送に向いている台車3選!コンパクトで静かな台車が人気!
2022.11.27軽貨物ドライバーにとって、一度に多くの荷物を運べる台車は必要不可欠です。
しかし、軽貨物運送で使うような台車は普段使うようなものではないので善し悪しがわからないのではないでしょうか。
軽貨物配送に向いていない台車を選んでしまうと、思わぬ事故や荷物の破損、汚損なども起こる可能性もあるので、慎重に選ばなければなりません。
そこで今回は、軽貨物配送に向いている台車を3つ紹介し、向いている台車の特徴に関しても解説します。
軽貨物に向いている台車の基準
軽貨物のドライバーにとって台車は必需品です。
しかし、一口に台車といってもさまざまな種類があって、どれを選べばいいのか迷ってしまうのではないでしょうか?
そこで、ここでは軽貨物に向いている台車の基準について解説します。
折りたたみ式である|コンパクト!
台車が折りたためないと、荷台で動いてしまい商品破損のリスクが高まります。
また、荷台でスペースを取ってしまい荷物が多く積めなくなってしまいます。
また、折りたたんだ時にフラットになるかも重要です。
フラットになれば平台車としても利用でき何かと役に立ちます。
そもそも荷物を運ぶ仕事ですから、コンパクトな台車の方が生産性も上がります。
コンパクトにたためてフラットになる台車が人気です。
耐荷重が150kg以上|たくさん積める
軽貨物では、台車で一度に多くの荷物や紙製品の束など重いものを運ぶ機会も多いです。
少しでも多くの荷物を積み、ぎりぎりの耐荷重の台車よりも、少し余裕がある方が安全性も高く気を使わずに配送できます。
ただし、耐荷重が大きければよいわけではなく、大き過ぎると重くなってしまいます。
また、小さ過ぎると荷物が載らず何往復も往復しなければなりません。
ちょうどいいサイズは150kg〜200kg程度です。
荷台がポリプロピレン製のもの|強度十分!
台車と一口にいっても、さまざまな素材のものがあります。
荷台がポリプロピレン製の台車は衝撃への強度が高いので、配送中の台車の破損を防げます。
万一、配送中に台車が破損してしまうと、ドライバーが怪我をしてしまう危険性があります。
また荷物の破損や汚損につながりかねないため、台車の破損は起こってはならないのです。
台車が丈夫であれば、このようなリスクが抑えられ、周囲の方へ怪我を負わせてしまうなどの最悪な事態も防げます。
強度が十分なポリプロピレン製の台車を選びましょう。
静音性が高いもの|クレーム防止
軽貨物はオフィスの中に配達するケースもあります。
静かなオフィスをキャスターがガラガラと騒音を立てるのはかなり気まずいものです。
街行く方のスーツケースのキャスターの音がうるさくてイライラしてしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
また、住宅街やタワーマンションなどの配達の際も騒音を撒き散らさないようにしないと注意されてしまうケースもあります。
そのようなニーズに応え静音性を考えた静音仕様の台車が人気となっています。
軽貨物に適さない台車
軽貨物を始める際に台車を購入しに行くと思います。
台車はホームセンターでも売っており、さまざまな種類があります。
その中でも安価な台車を買うドライバーさんが多いのですが、これはやめた方がよいです。
安い台車は耐荷重が80kgまでのものが多くて、コピー用紙や印刷物などを乗せるとすぐに足が折れてしまいます。
足が折れると、荷物がばら撒かれる可能性があり、最悪の場合、荷物に傷をつけて損害賠償が発生するリスクがあります。
また、荷台がスチールでできている台車は重いのでやめておきましょう。
軽貨物の仕事は、結構台車の上げ下ろしをしますので、軽くて強度も高いポリプロピレン製の台車がいいです。
軽貨物に向いている台車3選!
これから軽貨物を始めようと思っている方はどの台車を買えばいいのかわからないでしょう。
そこで、軽貨物に向いているポイントを抑えながら台車をまとめました。
軽貨物に向いている台車を厳選して3選ご紹介します。
TRUSCO カルティオ MPK-720-BK-JS
こちらの台車は軽貨物業界に携わっている方であれば、知らない方がいないくらい有名な台車です。
普通の台車よりも少し大きめですが、その割に非常に軽く、静音性も抜群です。
軽貨物全般、宅配でもスポットチャーターでもこの台車を選んでおけば間違いありません。
天板サイズ | 780mm×490mm | 積載荷重 | 200kg |
押手高 | 900mm | 滑り止めの数 | 4 |
自重 | 8.7kg | 荷台材質 | ポリプロピレン |
キャスターはエラストマー樹脂を採用しているので、タイヤ痕がつくのを軽減しています。
ナンシン サイレントマスター DSK-101B
本体の重量が約11.2kgと少し重めでしっかりとした台車です。
ナンシンサイレントマスターは静音性に優れており、環境省の厳しい基準をクリアしています。
また、プッシュブレーキが搭載されており、安全に荷物が運べます。
さらにはロック機能などもついており機能的な台車です。
天板サイズ | 780mm×460mm | 積載荷重 | 150kg |
押手高 | 715mm | 滑り止めの数 | 5 |
自重 | 11.2kg | 荷台材質 | 樹脂 |
ガッチリとまるブレーキもついており、初心者でも使いやすい台車です。
金沢車輪NP-206GS
静かで軽くて丈夫な樹脂台車です。
前方の2隅にローラーバンパーがあり、接触面の衝撃をやわらげスムーズに進みます。
天板は前方に向けて約2°の傾斜をつけてあるので、前方への荷物の落下リスクを軽減しています。
床を汚さないグレーゴムキャスターを使用しているので、医療現場への配送にも使用可能です。
天板サイズ | 835mm×505mm | 積載荷重 | 200kg |
押手高 | 900mm | 滑り止めの数 | 5 |
自重 | 11.1kg | 荷台材質 | ポリプロピレン |
価格は高めですが、素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれます。
まとめ
軽貨物に向いている台車はやはり静音性・コンパクトさ・耐荷重が大事なポイントです。
軽貨物を営んでいれば絶対に必要な仕事道具ですので十分に吟味して選びたいものです。
確かにホームセンターで安価なものも売っていますが、毎日使うものなので価格だけで選ぶのはやめましょう。
今回の記事を参考にして、自分にピッタリの台車を見つけ配達効率を上げてください。