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【普通貨物自動車とは】その特徴や免許取得方法について解説!

2023.3.15

【普通貨物自動車とは】その特徴や免許取得方法について解説!

普通貨物自動車とは?

街中を走る光景を誰もが見たことがある普通貨物自動車というのは、主に普通自動車や大型トラックを指しています。
これらが荷物を運搬しているケースも多々ありますが、日本では普通貨物自動車として括られています。
普通貨物自動車は積載量が最大で5トン未満、3車軸以下で総重量が8トン未満となっています。
そして中型免許以上を持っていれば、運転することができます。

普通貨物自動車の特徴

様々な普通貨物自動車が街中を走っていますが、国の規定では積載量などの制限がしっかりと定められています。
また免許取得方法なども定められており、ルールに則って活用していくことになります。

車両の種類や積載量の制限

普通貨物自動車の種類が多岐に渡っていますが、基準としては長さが12メートル以上で幅が2.5メートル以上そして高さは4.1メートル以上となっています。
これらの条件は普段活用されている一般的な車両では、基本的に該当しています。

 

特大車両だと総重量が20から25トン以上になることもありますが、自家用車だと白いナンバーで営業用だと緑色のナンバープレートに白文字でナンバーが記載されています。

 

荷物を積もうとする時に普通貨物自動車では高さ制限があり、積載物の高さについては地上から3.8メートルまでとなっています。
また総排気量でも規制が異なっていて、660cc以下だと車の長さの1.1倍以内でなければなりません。
制限を超える時には警察署の許可も必要になるので、注意しながら運転するようにしましょう。

普通貨物自動車の主な用途

普通貨物自動車は貨物を輸送するために開発されており、宅配便の運搬や引っ越しなどで使われることが多いです。
運送関連のサービスを提供していく際には、普通貨物自動車に該当する車両は必要不可欠といっていいでしょう。

普通貨物自動車の免許取得方法

日常生活から仕事で使うケースまで、普通貨物自動車を活用する事例は数多いです。
運転するためにも免許を取得しなければなりませんが、方法をしっかりと確認してスケジュールを立てていきましょう。

普通自動車免許からの追加取得方法

道路交通法において普通貨物自動車は、普通自動車免許でも問題なく運転することができます。
ただし車両積載量が2トン以上となると、準中型免許を取得しなければなりません。
条件に合わない普通貨物自動車を運転すると、無免許と同じ扱いになってしまうので注意しなければなりません。
準中型免許を別途取得できるように、教習所に通う必要があります。

大型自動車免許からの追加取得方法

大型バスやトレーラーを運転することになった場合には、大型自動車免許を取得することになります。運転歴も求められるので、しっかりと経験を積んでおきましょう。

 

ただし大型自動車免許しかない状態で普通貨物自動車を運転すると、区分が違うので無免許運転に扱われてしまいます。
大型自動車免許から普通貨物自動車を運転できるように、新たな区分の免許を取得できるように教習所に通わなければなりません。

普通貨物自動車の運行に必要な手続き

普通貨物自動車を運転しようとする時には、必要な手続きが色々とあります。
特にビジネスで普通貨物自動車を活用する時には、事前にちゃんと手続きを済ませておかなければなりません。
特に必要なポイントを把握して、手続きを行うようにしましょう。

貨物自動車運送事業者の許可申請

事業として普通貨物自動車を運転する時には、貨物自動車運送事業者として許可申請を行うことになります。
申し込んで審査を受け、国土交通大臣もしくは地方運輸局長から許可を貰う手続きが完了すれば問題ありません。
事業開始時には許可申請書も提出しなければならず、運輸支局から情報を貰うようにしましょう。

道路運送車両法に基づく保険の加入

自賠責保険への加入については、普通貨物自動車を運転する際に必須となります。
もしも交通事故などを引き起こしてしまうと、仕事や生活に大きな影響を与えてしまうことになります。
そこで補償してもらえるように自賠責保険への加入を必ず行い、普通貨物自動車を運転するようにしましょう。

普通貨物自動車の運行における注意点

普通貨物自動車は従来の日常生活で乗る車両と異なって、大きいケースが多いです。
運転時には細心の注意を払っていくことが重要ですが、普通貨物自動車を運転する際の注意点をしっかりと押さえておくようにしましょう。

積載物の荷姿確認の必要性

普通貨物自動車について荷物を運搬する時には、荷姿については事前にちゃんと確認しておきましょう。
時にはトラックでは鉄柱など、積載物について意識しなければなりません。

 

輸送する時には荷台へちゃんと括り付けて、もしも制限を超えてしまう場合、トラックでは積載時には赤い布をつけなければなりません。
特に荷台からはみ出てしまう時には、ちゃんと他の車に見えるようにつけておくことが必要です。

疲労運転や飲酒運転の防止

運転する時に疲労が蓄積していると、正常な判断ができなくなることがあります。
普通貨物自動車を運転する際には、時には大量に荷物を積んでいることもあります。
コントロールでも支障を来すことがあるので、健康な状態で運転することを心がけましょう。

 

また飲酒運転は非常に危険で、正常な判断が下せないことが多くなります。
重大事故を引き起こしてしまうこともあり、命に時には関わるケースもあります。
アルコールを投与した状態で運転するのは交通違反となるので、運転する際にはアルコールを体内に取り込まないように努めていきましょう。

普通貨物自動車の免許取得や運行に必要な情報を理解して、安全・安心な運行を目指そう!

普通貨物自動車は日常生活もしくは仕事で活用するケースがあるので、ルールなどをあらかじめ把握しておきましょう。
安全運転できるように体調を整えつつ、事業者として活用する時には事前の手続きを忘れないようにしましょう。

 

そして自分は普通貨物自動車に乗るために、普通自動車免許や大型自動車免許などを持っていると思っていると危険です。
区分が準中型免許になっていることもあるので、該当しない時には免許取得からスタートとなります。安全かつ安心して運転できるように、テクニックを磨いていきましょう。