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運転中に眠気に襲われた時はどうすればいい?原因や防止策などを解説

2023.10.24

車の運転中に、突然眠気に襲われたということは誰にでもあるでしょう。
うとうとする状態で運転するのは大変危険で、重大な交通事故につながります。
居眠り運転を防止するにはどうすればいいのでしょうか。

 

この記事では、車の運転中に眠気に襲われる原因や、眠気防止策などについて解説します。
ドライバーの方は、ぜひご参考にしてください。

運転中に眠気に襲われた時はどうすればいい?原因や防止策などを解説

居眠り運転による事故の例

死亡率が高いのが居眠り運転による事故の特徴です。
居眠り運転による最近の事故事例をご紹介します。

 

1.2012年4月、高速ツアーバスが関越自動車道の防音壁に衝突。
乗客7人が亡くなり乗客乗員39人が重軽傷。

2.2014年11月、居眠り運転中の運転手による車が、前を走る車に気づかず追突し、9名が軽傷を負い、タンク車のガソリンが道路上にあふれた。

3.2016年3月、仕事に疲れて居眠り運転中の運転手による車が、ラッシュで停止中の車列に高速で追突し、相手方の運転手2名が死亡し、合計4名が軽傷。

4.2016年10月、長時間労働で疲れた居眠り運転中の運転手による車が、秋祭りの参加者に突入し、祭り参加者1名が死亡、5名が重傷、34名が軽傷。

居眠り運転の罰金と点数

居眠りをしていた状況によって、居眠り運転の道路交通法上の扱いは次の2つのものがあります。

1.安全運転義務違反

居眠り運転が道路交通法70条で規定する安全義務の違反となります。

 

・違反点数:2点が加算
・反則金:9,000(普通車の場合)
・ペナルティー:3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金

2.過労運転

道路交通法66条で定める「過労運転」の状態で車の運転はできません。
「過労運転」とは、病気や薬の服用などのために正常な運転ができない状態のことです。

 

・違反点数:25点が基礎点数として加算
・行政処分:免許取り消し
・ペナルティー:3年以下の懲役または50万円以下の罰金

4つの居眠り運転の原因

居眠り運転にはいくつかの原因があります。
いったいどのような原因があるのでしょうか。

1.睡眠不足

7時間~9時間の睡眠が大人には必要とされています。
睡眠時間が短いほど居眠り運転による事故が発生する可能性が大です。

2.病気

睡眠時無呼吸症候群などの病気が原因で眠くなる場合もあります。
また、カゼ薬や花粉症の薬に含まれる抗ヒスタミン剤などの成分も、眠気を誘うので注意が必要です。

3.人体のリズム

睡眠不足などにかかわらず、人間には眠気が訪れる3つのリズムがあります。

 

1つ目は、14時~16時に眠気を引き起こす24時間周期の眠気のリズムがあります。
2つ目は、2時~4時と14時~16時に眠気を引き起こす12時間周期の眠気のリズム。
3つ目は単調な環境にいると顕著にあらわれる2時間周期の眠気のリズムです。

4.疲労

仕事や育児などによる慢性的な疲労の蓄積や、長時間運転による集中力切れなどといった一過性の疲労も原因となることがあります。

居眠り運転の前兆

居眠り運転の前兆を知っているとその予防ができます。
運転中に起きる居眠り運転の前兆には、どういったものがあるのでしょうか。

 

・信号の色の変化に気づかない
・まぶたが重たい
・交通標識、信号、高速道路の出口を見落とす
・姿勢が落ち着かない
・さっきまで走った道が思い出せない
・頭が重たい
・瞬きの回数が多くなる
・姿勢が前のめりになる
・あくびがひんぱんに出る
・車がフラフラ走る
・車間距離が短くなる
・意識が一瞬なくなる
・後方の車両や隣の車線にすぐに気付かない
・いつのまにか路肩を走っている
・落ち着きがなくイライラする

 

以上のような症状が現れたら、運転をすぐに中止して休むようにしましょう。

居眠り運転防止策

誰でも簡単にできる居眠り運転防止策があります。
いくつかご紹介しましょう。

1.仮眠をとる

車を停めて、15分程度仮眠を取るといいでしょう。
30分以上の仮眠だと、頭がぼーっとなり逆効果です。

2.コーヒーを飲む

コーヒーに含まれるカフェインは覚醒効果があります。
しかし、飲んでから覚醒するまで15分~30分のタイムラグがあるので、注意しましょう。

3.2時間ごとに休憩する

50kmおきにサービスエリアが、15kmおきにパーキングエリアが、高速道路にはあります。
2時間ごとに車を降りて休憩を取るようにしましょう。

4.ガムをかむ

運転中にガムをかめば脳の血管が拡張し、血行がよくなります。

5.冷水で顔を洗う

顔を冷水で洗ったり、冷たいおしぼりやなどで顔を拭いたりすると目が覚めます。

6.同乗者と話す

運転中に同乗者に話しかけるのも眠気防止には効果的です。
同乗者がいない場合は歌を歌うとよいでしょう。

まとめ

日頃から睡眠を十分にとり、体調管理をし、規則的な生活リズムを心がけることが、運転中の眠気を防止するためには必要なことです。

運転時間が長くなったら2時間ごとに休憩をとるようにし、少しでも運転中に眠気を感じたら、サービスエリアなどに車を停めて仮眠をとるようにしましょう。

 

コーヒーを飲んだり、ガムをかんだりするのも効果的です。

最近は眠気検知機能がついたドライブレコーダーも出てきていますので、こういったものを運転中に活用するという方法もあります。

居眠り運転の防止は、自分だけではなく他人の命も守るためにもとても大切なことです。