お役立ちブログ blog

物流コストを削減するためにすべきことは?見直すポイントをチェック

2022.3.29

食品でも家電でも衣類でも、ほとんどの商品・製品には物流コストがかかります。
物流の費用は「配送のための経費」というイメージを持っている方も多いかもしれません。
しかし、商品・製品を加工したり保管したり、またそれを管理する人件費も入るので、コスト削減には多角的な改善が必要です。

ここでは、物流コスト削減を目指すための方法を解説していきます。

物流コストを削減するためにすべきことは?見直すポイントをチェック

物流に関わるコストの種類について

「物流コスト」というのは、厳密に項目に決まりがあるわけではなく、内訳は業態によって異なります。
しかし、大きく分けると3種類のコストが挙げられます。

・在庫の保管費
・入荷と出荷のためにかかる荷役費
・商品を運ぶための運送費
これら3つにかかる経費を削減するためには、費用の内訳をしっかり理解しておく必要があるので、チェックしておきましょう。

在庫の保管費

商品は、作ってすぐにすべて出荷するわけではありませんし、オンラインショップなどでは自社倉庫で管理しながら商品発送を行うのが一般的です。
そのため、在庫を保管する費用が必要になってくるので「在庫の保管費」というコストがかかっています。

在庫の保管費は、保管するための倉庫を借りる賃貸料、保管している商品の状態を管理するための費用、入荷や出荷を管理する費用などがあります。

入荷・出荷のためにかかる荷役費

荷役費というのは商品や製品を入荷、もしくは出荷するときにかかる費用です。
荷役費は入荷したり出荷したりする費用だけではなく、その他にも費用がかかります。
商品・製品として保管するには、梱包やシール・タグ付けなどの加工、検品や包装などの作業のための費用、また取引先が海外の場合は取扱手数料や関税などの費用もかかります。

商品を運ぶための運送費

物流コストのメインであり人件費と並んで大きなウエイトを占める運送費は、商品や製品を運ぶためにかかる費用です。
自社配送を行っている場合は、ガソリン代や人件費だけでなく、車の管理や保険、メンテナンス、駐車場代などが含まれます。
船や飛行機で輸送する場合、また宅配業者に依頼する場合は、配送費が運送費となります。

物流コストの削減方法

物流のコストを削減するには、それぞれの工程にかかっている費用と作業内容を把握し、どこを削れるかを検討しなければなりません。
しかし、商品が入荷出荷されるまでには、いくつもの工程があるため、何から手をつければいいか分からないかもしれません。
ここでは、すぐに実践できる削減方法を紹介します。

物流に関わる人件費削減

人件費は、コストの中でも大きなウエイトを占めていることがあります。
物流の入荷・出荷では商品加工や管理という業務も加わりますし、伝票作成やタグ管理などの事務的な仕事もあるため、想像以上に人件費がかかっているかもしれません。

人件費を下げるには、パソコンで物流を管理できるシステムの導入がベストです。
システムを導入すると、人件費だけでなく作業効率がアップしたり、管理ミスをなくしたりできるので、物流がよりスムーズになります。

物流工程の作業効率をアップさせる

人件費に手をつけるのが難しい場合は、倉庫内や作業工程を整理して物流工程の作業効率をアップさせるという方法が良いでしょう。

・掃除を徹底して作業中に邪魔なものを排除する
・ものの置き場を決めて作業の手を止めないようにする
・必要なものだけを揃えて、すぐに使えるようにする

これを徹底するだけでも作業効率がアップするので、無駄な残業やミスによるロスをなくし、コスト削減にも繋がります。

保管費の見直し

商品を保管するのは必要なことですが、1度見直しをしてみましょう。
商品の在庫が多すぎると、スペースを有効活用できていないので無駄なコストが発生します。
出荷数の平均を計算し、適切な在庫数を把握すれば無駄に在庫を抱える必要はありません。
また、その在庫数に合った保管スペースにすれば、無駄なコストをかけずに管理できるので、保管費を削減することが可能になります。

物流のアウトソーシング

人件費や保管費などを見直して、コストを削減するとなった場合は、すべての費用を計算してどのように無駄を省くか検討することになり、多くの時間がかかってしまうことでしょう。
そのため、すぐになんとかしたい場合は、物流をアウトソーシングするのがベストです。
物流システムをまるごとアウトソーシングするとなると、どれぐらい経費節約ができるか計算するのが大変かもしれません。
しかし、自社配送を行っている場合、配送だけでもアウトソーシングをすれば車の維持にかかる経費やドライバーの人件費を削減できます。

配送の度に依頼するのはコスト高になりますが、定期配送の契約を結んでおけば自社配送を続けるよりもコストダウンが可能になります。
早く削減したい場合は、配送のアウトソーシングから始めてみましょう。

物流コストを削減して利益率をアップ!

物流にはあらゆるコストが関わってくるため、トータルで削減をするためには経費見直しが必要になり、時間がかかるかもしれません。
しかし、すぐに改善できる方法としてアウトソーシングという手があります。

自社でやらなければいけない工程は、地道に見直しをしながらコスト削減を目指さなくてはなりませんが、アウトソーシングは今すぐにでもできます。
まずは輸送に関わる経費を削減しながら、利益率をアップさせていきましょう。