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軽貨物ドライバーは稼げないの?実際の仕事内容や給与について解説!

2022.7.22

コロナの影響もあり、通信販売を利用する人はどんどん増えています。
それに伴い、軽貨物ドライバーの需要も増加しており、副業としてドライバーを始める人も少なくありません。
しかし、その一方で「稼げない」という噂を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。

ここでは、「稼げない」と言われている軽貨物ドライバーの仕事内容や給与・待遇などについて解説していきます。

軽貨物ドライバーは稼げないの?実際の仕事内容や給与について解説!

軽貨物ドライバーの種類について

軽貨物ドライバーの仕事というのは、案件の種類によって内容が異なります。
ここでは、どのような種類があるのかを紹介していくので、自分に合ったものを見つけてみてください。

ルート配送

ルート配送は、決められた場所へ決められた日時に荷物を配達する案件です。
配達先は毎回同じですし、配達する順番も決まっているので、初めて業務を行う人も安心して配送できます。
毎日案件があるとは限りませんが、基本的に継続案件の契約となっており、稼働時間も明確なので、副業として軽貨物ドライバーを始めたいという方におすすめです。

宅配

宅配は、オフィスや個人宅に荷物を配送する案件です。
たとえば、通信販売で購入した商品を届けるというのが「宅配」になります。
インターネットやテレビ、雑誌など通信販売の利用者は年々増加していて、小回りが利く宅配の求人も増えているので、安定した収入を得ることが可能です。

チャーター便

チャーター便は、荷主が軽貨物ドライバーを貸し切って配送依頼をする案件です。
荷主の希望日に配達を行うだけなので収入は安定しませんが、その代わり貸し切りなので単価が高いというメリットがあります。
ただし、チャーター便では壊れ物や精密機器など特殊な荷物を扱うことが多く、しっかりとした補償が必要になるため、配送業務の初心者にはおすすめできません。

スポット便

スポット便は、荷主が指定した時間に荷物を取りに行き、指定する時間に配達する案件になります。
チャーター便と同じく単発案件になるため、収入は安定しませんが、配送報酬の単価が高いので効率よく仕事をこなせば高収入を見込めます。

軽貨物ドライバーの仕事内容とは

案件によって仕事内容は異なりますが、基本的には、荷物を指定された配達先に届けるという内容です。
大手宅配業者のドライバーと異なるのは、軽貨物自動車なので大きい荷物は運ばないということです。
基本的に1人で配達をするので、大きな家具や重たいダンボールを運んだりすることはありません。
そのため、一般的な配達ドライバーよりも体への負担が少ない仕事内容となっています。

軽貨物ドライバーの給与はいくら?

軽貨物ドライバーは、ほとんどの場合、業務委託という形態の契約になっています。
つまり出来高制なので、給与は人によってまったく違います。
もちろん、案件の種類も給与に関係しているので、一概に「いくらもらえる」とは言えません。

 

ただ、もっとも需要が高い「宅配」であれば、1つの荷物の配送報酬は100~200円が相場となっています。
たとえば150円の荷物を100個配達した場合の1日の収入は15,000円となります。
週5日働いた場合は75,000円、1ヵ月で30万円というのが給与の目安となるので、参考にしてください。

軽貨物ドライバーになる方法を紹介

軽貨物ドライバーは、普通自動車免許と荷物を詰める軽自動車があれば、誰でも始められます。
ただし、必要な手続きがあるので流れをチェックしておきましょう。

 

1 軽自動車を用意する
2 「個人事業者の開業・廃業等届出書」を税務署に提出して開業する
3 軽貨物運送事業経営届出書を運輸局に提出
4 軽貨物運送事業者の登録

 

「個人事業者の開業・廃業等届出書」の手続きは、軽貨物事業を始めてから行っても大丈夫ですが、事業開始後1ヵ月以内に提出しなければなりません。
そのため、「提出し忘れてしまった」ということがないように、事業を始める前に手続きをしておくのがベストです。

すべての手続きが終わったら、仕事を探しましょう。

軽貨物ドライバーの仕事を探すには、以下の2つの方法があります。

 

・大手宅配会社に登録
・軽貨物専門の配送業者に登録

 

大手宅配会社であれば、たくさんの仕事をもらうことができますが、閑散期は仕事を回してもらえないこともあります。
軽貨物専門の配送業者の方が、軽貨物に特化した案件を回してもらえるので、安定した収入を得たい場合は専門業者に登録することをおすすめします。

軽貨物ドライバーは頑張り次第で稼げる!

軽貨物ドライバーは稼げないという意見もありますが、ドライバー契約をする会社の配達報酬や荷物の積み方、効率よく配達できるルートを探すなど工夫をすれば、稼ぐことも可能です。

 

「稼げない」ということは、報酬単価が低い会社と契約していたり、荷物の出し入れに時間がかかる積み方をしていたり、配送ルートを考えなかったりしているのが原因です。
軽貨物ドライバーは軽自動車があれば始められる仕事ですし、頑張り次第で稼ぐことはできるので、副業としても本業としてもおすすめの職業と言えます。