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軽貨物(大きな荷物)の安全な梱包方法とは?梱包のポイント

2023.4.25

ネット販売の流通とフリマアプリの普及から荷物の梱包が重要視されています。
梱包が不十分であると、購入者からの支持を得ることができず、リピート率にも影響を及ぼします。
そのため、本記事では初心者でもできる荷物の梱包方法を紹介します。

軽貨物(大きな荷物)の安全な梱包方法とは?梱包のポイント

 

梱包が重要な理由

梱包が重要とされている理由は大きく分けて以下の3つが挙げられます。

 

・荷物に傷をつけないため
・商品が破損しないようにするため
・梱包が悪いと企業側の信用力にも影響が出てると感じるため

 

梱包の状態が悪いと商品にも影響を及ぼしてしまいます。
割れ物や精密機器などは特に故障や破損などの影響を受けやすく、強固な梱包が求められます。

 

また届いたときに破損していた場合、「梱包が悪い業者」「不良品を売る業者」と認知されてしまい、企業の信用力の低下にもつながります。
その結果口コミなどから悪評が広がり、売上の低下にもつながりかねません。

いくら良い商品を提供していても梱包が不十分であれば、売れなくなるため、とても重要であるといえるでしょう。

軽貨物(大きな荷物)の梱包に必要なもの

では梱包はどのように行えばよいのでしょうか。初めに必要な物を紹介します。

ダンボール

物を入れるダンボールは必須です。他にも発泡スチロールや薄型のケース、木箱などさまざまありますが、軽量で購入しやすい価格であることから最もダンボールが使用されます。

 

梱包する商品のサイズに合わせて用意しましょう。

ただし重量のある商品は通常のダンボールより強度のあるもの「フルート」を選ぶ必要があります。
ホームセンターやネットで購入できるため、商品に合わせて購入してください。

粘着テープ

ダンボールを閉じるために粘着テープを用意します。
テープにはさまざま種類がありますが、粘着テープがダンボールとの相性がよく、強固に閉じてくれます。

他のテープを使用すると、郵送中に剥がれてしまい、梱包した商品が飛び出てしまう可能性も高いです。
そのためダンボールを使用して梱包する場合、粘着テープを用意してください。

梱包材(発泡スチロール、新聞紙、タオルなど)

ダンボールの中に入れる商品の梱包はかかせません。
ダンボールだけでは揺れや衝撃に耐えられない可能性もあるためです。

またダンボールに入れた商品だけを入れておくと、より揺れが大きくなるため、ダンボール内の隙間を減らすためにも用いられます。

荷札シール

送る商品が「取扱注意」「われもの注意」「上積厳禁」などといった荷札シールを添付しておくと、郵送会社もより慎重に搬送してくれます。

ダンボールを組み立てる際のポイント

ダンボールの組み立て方は「十字貼り」と「H字貼り」の2種類あります。
十字貼りとは十字になるように、箱の縦と横にテープを貼り、中心部分への荷重に対して強い特徴があります。

 

一方H字貼りは箱の開閉部分をテープで貼る方法で、H字のように見えることからH時貼りと呼ばれています。

開閉部分はダンボールの角に当たるため、ダンボール自体の強度を高めることができる方法です。
2つの方法は、梱包する商品に合わせて、正しい梱包方法で行うことが大切です。

 

詰め込む時のポイント

梱包するための材料やダンボールの組み立て方などを紹介しましたが、最後に最も重要な詰め込むときのポイントを2つ紹介します。

重いものは小さくまとめる

商品が重い場合、小さく梱包することが大切です。
商品が重く大きなダンボールに梱包すると搬送中に動いてしまい、商品に傷が付いたり、故障する可能性が高くなります。
そのため商品のサイズに合わせたダンボールで梱包することが大切です。

 

また商品が重く、ダンボールに隙間がある場合は、商品の形に合わせた発泡スチロールなどで梱包するのも効果的です。
とにかく揺れを最小限にすることを意識しましょう。

重いものを下に隙間なく詰め込む

重い商品は極力下に隙間なく詰め込むことが大切です。
先ほどもお伝えした通り、商品の揺れを最小限にするためです。
下に置かないと、より揺れる要因となり故障などにもつながりかねません。

さらに隙間があると商品が搬送中に動いてしまうため、ダンボールの下に隙間なく梱包するようにしてください。

適切に梱包し安全に荷物を運びましょう

商品の梱包は傷や故障だけでなく、企業の信用力にもつながります。
梱包が不十分ですと、購入側から支持されず、リピート率の低下にもつながりかねません。

必ずダンボールなどの必要品を用意し、適切できれいな梱包を意識してください。
また隙間なく小さく梱包することも大切です。