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個人事業主必見!軽貨物の運賃相場について

2023.4.10

ネット販売の普及だけでなく、働き方の見直しをする方も増え、個人事業主やフリーランスなどが増加しています。
近年では個人事業の「貨物軽自動車運送事業」が注目を浴びていますが、どのような形態なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では軽貨物運送業の運賃相場について解説します。

個人事業主必見!軽貨物の運賃相場について

案件は主に3種類。それぞれの相場について

軽貨物の案件は主に以下の3つに分かれます。それぞれの相場について紹介します。

宅配便

宅急便は個人に荷物を配送する仕事です。
1件当たり120円〜200円程度の報酬となりますが、地域差があります。
もちろん配達する荷物量が多いほど、高い収入になります。

 

その分道の理解度などが必要となるため、ある程度経験値が重要となります。
ただし、3つのなかで最も依頼されることが多い案件である特徴があります。
安定的に仕事を多く確保したい方に向いています。

ルート配送

ルート配送は決められたコースを毎日配達する方法です。
そのため宅配便と異なり道の詳しさなどは関係してきません。

 

単価は地域によって異なるものの、9,000円~30,000円前後が多いです。
ただし、コースが長いほど拘束時間とガソリン代にも影響が出てしまう点は理解しておく必要があります。
宅配便と比較すると仕事量は多くありませんが、1件当たりの単価は高い傾向にあります。

スポット・チャーター便

スポット・チャーター便は急な依頼に対応する配達です。
「明日までに届けてほしい」など企業や個人からの依頼を受け、目的地まで届けます。
目的地は県外なども多く、拘束時間が長くなることから、50,000円〜10万円もの報酬を受け取ることができるケースもあります。

 

ただし、いつ依頼が来るかわからないうえ、スケジュールを空けておく必要があります。
3つの中では最も依頼される可能性が低い案件です。
配達をスポット・チャーター便で依頼する方自体が少ないためです。
スポット・チャーター便だけで事業を行うのは多少リスクが伴うため注意しましょう。

報酬の支払い体系は2種類

報酬を受け取るには、依頼者に対し「距離制運賃」と「時間制運賃」の2種類の料金形態を提示しなければいけません。
この料金を見て依頼するかを見極めている企業も多いです。
とはいえ、どのような運賃システムなのか分からない方も多いのではないでしょうか。
ここではそれぞれのシステムについて紹介します。

距離制運賃

名前の通り、距離制運賃は配達する距離に応じて変動する料金システムです。
10kmまでは1,600円。それ以降は1kmずつ160円加算されます。例えば30kmの配達距離となった場合、距離制運賃は4,800円となります。

 

ただし50km以上の配達に関しては1kmあたり130円、100km以上は100円の加算額となります。
距離別の距離制運賃を以下の表にまとめました。
ぜひ参考にしてください。

移動距離 加算額 距離制運賃
10km 160円 1,600円
20km 160円 3,200円
30km 160円 4,800円
40km 160円 6,400円
50km 160円 8,000円
100km 130円 14,500円
200km 100円 29,000円
300km 100円 33,500円

時間制運賃

時間制運賃とは、荷物を受け取ってから配達が完了するまでの時間で報酬を決める方法です。
基本料金は主に以下の2つに分かれます。

 

・4時間40km7,600円
・8時間80km14,400円

 

さらに1時間または配達距離が1時間増えるたびに加算されていく仕組みです。

貨物軽自動車運送事業運賃料金表とは?

貨物軽自動車運送事業運賃料金表とは、依頼者へ請求する料金表のことを指します。
配達業者に料金表を提示しなければ、お互いどれくらいの費用(報酬)が発生するかわかりません。
そのため、提出する正本とコピーを2部用意し、依頼者へ提示します。

 

貨物軽自動車運送事業運賃料金表の書式は定められていませんが、運用局がひな形を用意してくれます。
料金は自身で好きな価格に設定できますが、もちろん依頼者は相場価格を把握しているため、高額な価格設定は控えた方が良いでしょう。

 

安いことに越したことはありませんが、赤字経営にならないように注意が必要です。
運用局のホームページを見ると、相場価格の料金が掲載されています。
その価格を参考に料金を決めても良いでしょう。

軽貨物運送業はやりがいのある仕事

軽貨物運送業は「宅配便」「ルート便」「スポット・チャーター便」の3種類に分かれます。
安定的な仕事を確保したい方は宅配便。
ある程度単価を確保したい方はルート便。1件当たり高い報酬を得たい人はスポット・チャーター便を選ぶことが多いです。

 

どの案件にしても距離制運賃と時間制運賃が記載された貨物軽自動車運送事業運賃料金表が必要となります。
とはいえ、人によっては大きな収入を得ることが可能となるでしょう。
ぜひこれから開業する人や個人事業主となりたい方は軽貨物運送業を検討してみてはいかがでしょうか。