お役立ちブログ blog

軽貨物ドライバーが実践すべき配送のコツ 夜間の安全確保とルート把握

2023.5.10

配送を行う際は、安全に荷物を無事に届けることが大切ですが効率性も求められます。
より多くの荷物を配送できれば、会社によっては給料アップにもつながることもあります。

 

とはいえ、どのように効率を上げればよいのでしょうか。
本記事では、軽貨物ドライバーに向けて配達を効率化するコツと夜間の安全対策について紹介します。

軽貨物ドライバーが実践すべき配送のコツ 夜間の安全確保とルート把握

配達を効率化するコツ

配達を効率化するためにはどのような方法が挙げられるのでしょうか。
ここでは6つのコツを紹介します。

目標時間を決める

配達時間の目標を決めることで、時間スケジュールを管理することができ、スムーズに配達することができます。
例えば午前中は50件配達し、午後は70件などです。

 

目標時間を決めることで、どの「ルートが最短なのか」「どの荷物から運ぶべきか」を整理することが可能です。
時間を決めないで配送し始めると、同じルートを何度も通ることにもつながりかねず、効率は悪化してしまいます。

早い時間から始める

早い時間から配達することで、効率化の向上につながります。
例えば置き配などであれば、早朝時間でも配達することができます。
さらに朝は車の交通量も少ないため、渋滞に巻き込まれる可能性も低いです。

 

また早朝とは言わず、通常よりスタート時間を早めると、全ての配達が完了するまでの時間を短縮することも可能です。
特に夕方は帰宅時間に合わせて渋滞する可能性も高いため、あえて早い時間に配達を完了させる方もいらっしゃいます。

積み方を工夫する

配達する順番ごとに荷物を積んでおくと効率が上がります。
適当に荷物を積んでしまうと、目的地に到着したものの、荷物がどこにあるかわからないということになり、配達するまで時間を要してしまいます。

 

場合によっては荷物を見つけるまで数分かかったというケースも少なくありません。
事前に荷物の積み方を工夫するだけでも、配達の効率化を図ることにつながります。

配達経路を想定して積む

配達経路を想定して荷物を積んでおくことも大切です。
ルートに合わせた順番で荷物を積んでおけば、目的地に到着した際、すぐに荷物を取り出すことができます。
配達経路を想定して荷物を積む場合、一番遅い配達から順番に積むようにしましょう。

交通状況を把握

事前に交通状況を把握しておくことで、渋滞に巻き込まれることも少なくなるため、配達の効率化が図れます。
普段渋滞する場所と時間はもちろん、交通事故の有無などを確認します。

 

また配達中の休憩時間にスマホで確認しておくことで、事前に渋滞を避けられるでしょう。
「これから向かおうとしていた場所が渋滞しているため一旦後回しにする」などの柔軟な対応を取ることが可能となります。

配達先の在宅傾向を把握する

個人の配達では在宅していることが大切です。
置き配や宅配ボックスがあれば、在宅していなくても配達できる商品もありますが、手渡ししなければ配達が完了しない商品も多いです。
そのため配達先の在宅傾向を把握しておくことが大切です。

 

もちろん配達経験が大切なため、すぐに把握できることではありません。
とはいえ、配達が完了するたびにメモを取っておくと、在宅している時間の傾向を把握することができます。

夜間配送における運転手の安全対策

ここでは、夜間配送を行うドライバーに向けて注意点を紹介します。

疲労によるドライバーの負担

配達量が多いと、疲労がたまり運転にも支障をきたしてしまいます。
その結果、居眠り運転などを行い大事故にもつながりかねません。
ドライバーは疲労がたまった際は、休憩することが大切です。

 

とはいえ配送を完了させないといけない状況も多いため、荷物を運ぶ前に体力的に問題ないか、健康管理はできているか自己チェックしましょう。

交通状況の変化

普段配送しているルートも、状況によって渋滞することがあります。
さらに夜間に道路整備などが行われ、片側通行になっていることがあります。
事前に把握しておくことが大切ですが、交通状況が変化していることがあります。
とはいえ夜間の場合は急いで近道を探すのではなく、安全第一を心がけるようにしましょう。

見通しの悪化

日中と比べて夜間は見通しが悪くなります。
さらに大雨や吹雪などが発生すると、より視界は悪化し、運転するうえでは危険な状態となるでしょう。
あまりにも危険と判断した場合、本社に連絡し夜間休息できる場所があれば、天候が戻るまで休むようにするのも選択肢の一つです。

自転車や歩行者の往来

夜間の配送で最も危険なのは、自転車や歩行者の往来です。
日中に比べて見通しが悪いため、人の存在に気が付かず事故に発展する可能性も高いです。
さらに夜間は交通量が少ないため、車のスピードを上げてしまう方も多いです。
いつ人がいるか分からない状況であるため、法定速度を守ることはもちろん、安全運転を心がけるようにしましょう。

まとめ

配達の効率を上げるためには、事前に準備が必要です。
荷物の積み方やルートの確認、時間設定などを行っておくと、スムーズに配送ができます。
また夜間は見通しが悪くなり、ドライバーの疲れも溜まります。
体調管理などを行いながら速度を落としてゆっくり配送するようにしましょう。