お役立ちブログ blog

軽貨物のトラブル対処方法!ドライバーが知っておくべきこととは?

2023.5.25

軽貨物のドライバーはお客様の大事な荷物を運送する仕事です。
しかし車移動である以上、何かしら配送ミスやトラブルが生じることがあります。
近年では個人事業主やフリーランスとして配送業を行う方も増えてきました。

 

本記事では、軽貨物のトラブルの種類と対処方法、安全対策を紹介します。
これから軽貨物の配送を行う方や配送中にトラブルが発生した方はぜひ参考にしてください。

軽貨物のトラブル対処方法!ドライバーが知っておくべきこととは?

軽貨物のトラブルの種類

軽貨物のトラブルにはどのような種類があるのでしょうか。
ここでは考えられるトラブル事例を3つ紹介します。

積荷の転倒や移動

運送している最中に荷物が転倒してしまった場合は、破損につながる可能性があります。
もちろん故意ではないものの、許されないミスです。
荷物に衝撃を与え損害が生じた場合、賠償金を請求される可能性もあります。
そのためドライバーの方は丁寧な運転を心がける必要があります。

配送先のミスや遅延

配送ミスや遅延は顧客からの信用力の低下につながり、再度利用してもらえない可能性もあります。

例えばA社からB社に荷物を発送した場合、期日までに荷物が届かないと、A社とB社から信用力を失います。
場合によっては業務提携などを打ち切られることにもつながりかねません。

 

そのため事前に伝票の確認とルートの確認は行っておく必要があります。
万が一遅れる際は、本社や支店と連携し、依頼者と受取相手に連絡を行い対処しましょう。

運転中の事故や故障

荷物を運送している最中に事故に巻き込まれたり、車両が故障することがあります。
結果「期日までに荷物を届けられない」「荷物を破損してしまった」ということにつながります。
安全運転を心がけることはもちろん、車の点検やメンテナンスはかかせません。

軽貨物のトラブル発生時の対処方法

万が一トラブルが発生した際は、どのような対処を取ればよいのでしょうか。
ここでは4つの対処方法を紹介します。

冷静に状況を把握する

トラブルが発生すると焦ってしまい、何をしてよいのか分からなくなります。
そのため一旦落ち着いて、周りの状況を確認しましょう。
荷物の破損状況や事故の有無などを確認し、本社または上席に状況報告できるような状態にしておく必要があります。

緊急連絡先を確認する

配送する伝票には緊急連絡先を確認します。
配送先だけでなく、自分の会社などを確認し、すぐに連絡を取れる状況にしておきましょう。

事故や故障の場合は警察や救急車を呼ぶ

交通事故が発生した場合、第一優先に救急車と警察を呼びましょう。
決して自分で対処しようとしてはいけません。
また本社や上司へ即座に連絡し、状況報告を行い指示を仰ぎます。

配送先との連絡をとる

上司などから指示をもらった後は、配送先に連絡します。
商品の配送が遅れるのと同時に、荷物の状況も伝えましょう。
ただし荷物が破損してしまった場合は、本社から配送先と発送先に連絡をする場合があります。
企業によって異なるため、上司へ確認しておきましょう。

軽貨物ドライバーが行うべき安全対策

トラブルが発生しないためにも、軽貨物ドライバーは事前の対策を行っておく必要があります。
ここでは3つの対策を紹介します。

定期的な点検やメンテナンス

軽貨物を運送する車のメンテナンスや点検は行っておきましょう。
一般家庭と異なり、運送業は車を多く使用します。
そのため故障するリスクは高くなるものです。

 

自家用車のように1年や3年のメンテナンスでは足りないと考えておいた方が良いです。
タイヤのチェックやオイルチェック、バッテリーの確認などをしておき、万全な状態で仕事ができるように維持することが大切です。

積載重量や積み方、ルートの確認

本来の積載重量をオーバーすると、万が一のトラブルにもつながりかねません。
一度で運送してしまいたい方も多いかもしれませんが、横転の可能性も高まります。
さらに積み方や配送ルートなどにも注意してください。

 

重たい荷物を上に持ってくると倒れる危険性が高まり、なおかつ下の荷物が破損・故障してしまう可能性もあります。
またルートを事前に確認しないと渋滞に巻き込まれ、時間通りに到着しないことにもつながりかねないため注意しましょう。

運転中の注意点(速度制限や路面状況、天候の確認)

運転中に大雨や雪が発生し、路面状況が変わる可能性があります。
その結果、配送時間が遅れる可能性もあります。
事前に天候などを確認しておき、早めに出発することが大切です。
それでも遅れてしまう場合は、配送先に電話で伝えるようにしましょう。

まとめ

軽貨物の配送は予期せぬトラブルが発生することがあります。
周りの状況や荷物の状況などを確認し、本社と連携をとって対処しましょう。
また配送先にも遅れることを伝えるのを忘れないように注意してください。

 

とはいえ、できればトラブルが発生することを防ぎたいものです。
事前に車両の点検や荷物の積み方、ルート確認を行っておけば、トラブルを未然に防ぐことにもつながります。